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アイ島 グリーンココナッツゲストハウス貸し切りで快適な滞在!

バナナの花
【生まれて初めて見たバナナの花。茹でこぼしてから炒めて食べるのだそうだ。】
ハッタ島への怒濤の日帰りシュノーケリングツアーをした翌日、今度はアイ島に向かうことにした。
アイ島はグヌンアピのさらに西、ボートで1時間ほどの場所にある離島でやっぱり海は綺麗と評判。
マンディの水は海水とは聞くがゲストハウスがちゃんとあるのが嬉しい。
船酔い体質の私は1日ボートに揺られ続ける日帰りシュノーケリングはこりごりなのである。

アイ島とバンダ島の間には地元の人たちが使うローカルボートが毎日2~3隻行き来している。
毎日朝7時過ぎ、2~3隻の舟が同時にアイ島を出て、8時頃バンダネイラに到着
数時間バンダネイラの市場で品物を仕入れ、遅くとも10時~10時半くらいまでにアイ島に向かって出発する。
舟は旅客専用ではなく、アイ島の農産物をバンダの市場に運ぶため、さらに加工食品や日用品などを
バンダからアイ島に運ぶ役目も担っています。だから3隻とも早朝に同時に出発するのです。

「今日は天気が怪しいから早めにアイ島に戻るかもしれないよ。」

海が荒れればかかる時間も使う燃料も倍増する。それ以前に転覆したら元も子もない。
今日を逃すと後の日程に余裕がなくなる。揺れてもたかだか1時間。い、行ってやる~!

バンダネイラの船着き場
バンダネイラの船着き場
10時過ぎにバンダネイラの港に行き、アイ島行きの舟に乗り込んだ。
舟が出たのは仕入れが終わった30分後。ほぼ時間通りに出発です。
途中で雨が降り出したこともあり、屋根の上に避難はできず。
さらにやっぱりぐいんぐいんと上下に激しく揺られたボートに酔う人多数。
私は30分前に乗り込んだ後、すぐさま最後部の風通しの良い席を確保したため、 なんとか1時間持ちこたえることができました。
(最近になって、ようやく屋根で被われた船内にいると酔うことを学習した。)

アイ島の海岸通り
アイ島の道は幅1m。
車は通らないので充分。
アイ島の船着き場に降りると、すぐさま目的のゲストハウスに向かった。
バンダネイラでは町中のガマラマゲストハウスに泊まっているのだから、
アイ島ではビーチフロントの宿に泊まりたい。

アイ島のビーチフロントの宿と言えば、船着き場の目の前のグリンピースか、
そこから150m東のグリーンココナッツの2軒。
グリンピースは船着き場の目の前という立地条件に加えて、
各部屋にバスルームがある新しい宿なので宿泊客は割ととぎれない様子。
この日も舟の到着を眺める西洋人の姿が目に付き、ちょっとめんどくさそう。

グリーンココナッツの外観
グリーンココナッツの外観。
だからやっぱりガイドブックで目星を付けていたグリーンココナッツに直行。
しかしこの選択が大正解。オフシーズンのお陰か一棟丸ごと貸し切り

「おおーい。お客連れてきたぞ~」

道案内の兄ちゃんが声をかけるとじいちゃん、お姉さん、男の子、ばあさんと
隣の小屋の周辺から、わらわらわらと人が出てきて鍵を開けてくれた。

ビーチから見るとコンクリート造りの2階建て。その2階部分がゲストハウスになっていて客室は5部屋ある。
バスルームは内部に1つ、外に1つあるが、他に宿泊客がいないのでプライベートバスと同じ。
さらに食事用のダイニングがあるのだから、ほとんど別荘を貸し切りの様な状態。
おまけにバルコニーからの眺めが最高!平屋のグリーンピースより絶対に立地はよい。

姉さんが部屋の準備をしている間、ばあさんが執拗にインドネシア語で話をし続けていた。
インドネシア語を解さないとわかると身振り手振りを交え始め、ようやく「何泊する?」と聞いていたことがわかる。
「ええとね、2泊。ドゥア、ドゥア!」(←ドゥアはインドネシア語で2のこと)
ばあさんが納得したように頷いて去っていくと、今度は姉さんが昼食のミーゴレンを持って再び現れ、
姉さんのミーゴレンを食べていたら今度は近所の人が覗きに来て・・・となんだかあわただしいチェックイン。

アイ島はバンダネイラからボートをチャーターして日帰りで来る旅行者も多いので、宿泊客は元々少ない。
ましてやオフシーズン、しかも日本人っていうのが珍しかったようだ。

しかし騒がしかったのは最初の1時間だけ。食事の時間や電気の点灯に来る以外は人の出入りは全くない。
用事がなければほっといてくれるのがこの宿の良いところだった。

静かに打ち寄せる波の音を聞きながら海を眺めたり、電球の光に集まるヤモリをじーっと見つめ続けたり、
丸木船に乗って漁に出かける漁師を上から見下ろしたりと、主にバルコニーでぽやんとしていた。
滞在中、恐ろしいほどに何もすることがなかったが、それに飽きることも嫌気がさすこともない毎日。
アイ島には食堂がないので宿泊料は3食込み。つまり3食昼寝付きっていう感じ?

いやー、もし時間がたっぷりあったら沈没しちゃったかも。そのくらい快適な滞在でしたよ。

アイ島写真館 その1

アイ島から来た舟はバナナやナツメグを出荷して小麦や卵を買って帰る。

アイ島から農作物を積んでバンダネイラにやってくる
アイ島の主な産業は農業と漁業。バンダには主にバナナやナツメグなどの農産物を納めているようで、 舟には未熟の青バナナが山積み。ペルニのスケジュールに合わせて持ち出して、バンダからさらにアンボンなどに出荷されるのかも。組立前のベッドが積まれていたので、アイ島には木工職人もいるっぽい。
バンダから持ち出していたのは小麦粉、砂糖、米など島で採れない農作物や卵、マグロや鰹などの大きめの魚。島で走っているバイクも舟で運んだんだろうなぁ・・・。すげー。

バンダネイラの桟橋で出発を待つ舟バンダでお買い物した魚舟に積まれた卵や加工食品砂糖や小麦粉などの粉物バンダネイラの桟橋

アイ島で泊まった宿 グリーンココナッツ green coconut 125,000ルピア/人(3食付)

Jl. Patalima, Plau Ai
グリーンココナッツの部屋
アイ島でビーチフロントにある2件の宿うちのひとつ。3食付き。 バスルームは共同。オフシーズンだったため貸し切りで別荘滞在の様だった。
客室のある2階のバルコニーからの眺めがとにかく最高。かなりくつろげます。
ただし、他に宿泊客がいると気を遣うだろうなぁ。
アイ島は夕方~22時前後までしか電気が来ないため、夜間はランプを準備してくれる。 冷蔵庫なんかも使えないし、食事の支度も薪を使っていたようです。
英語がしゃべれるオーナーはバンダにバカンス中。言葉が通じないのをお構いなしに家族総出でインドネシア語で世話してくれた。インドネシア語の会話本がかなり役立ちました。
グリーンココナツの部屋2グリーンココナッツのダイニングルームグリーンココナッツ 夜はランプを付けてくれるテラスからの海の眺め

インドネシア バンダ島に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.12月~2011年1月
100インドネシアルピア=約1円
■ボート:バンダネイラ-アイ島 20,000ルピア/人
■宿泊:グリーンココナッツ 150,000ルピア/人(3食付)
■その他:チップ(道案内) 5,000ルピア

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で58,000円~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ジャカルタ-アンボン航空券 片道9,000円~30,000円(予約クラスによる。)

 アンボンは国際空港なのに外国からの直行便がないと現地人が嘆いていました。
 2011年1月現在、駐機場を一生懸命増やしているので将来的にシンガポールあたりから来るかも?
 ジャカルタ、マカッサルなどを経由してアンボンまで来ることになります。
 ガルーダインドネシア航空の他、ライオンエアなどの格安航空会社の便もあるが時間が悪いです。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。

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