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大都会ジャカルタの離島とかけ離れた生活文化にただ驚く。

歩行者天国になったタムリン通り
【歩行者天国になったタムリン通り。サイクリングを楽しむ人でいっぱい。】
マルク諸島への10日ほどの旅を終え、旅の玄関口、ジャカルタに戻ってきた。
最終日は海外で初めて泊まる日系ホテルホテルニッコージャカルタを予約していた。
旅の最後くらいちょっと贅沢したいなぁと言う思いもあったが、一番の理由は日本人好みの宿泊プラン。
こういう大型ホテルは宣伝の意味もあり各ホテルクーポンサイトに格安プランをだしているが、
今回の場合は楽天トラベルを通した。
ジャカルタから日本へのフライトは深夜便。でもほとんどのホテルはチェックアウトが正午である。

むしむしと暑いジャカルタで汗まみれになったそのままに日本に帰るのはちょっとイヤ。
そしたら楽天トラベルでニッコーホテルのレイトチェックアウトの格安プランを見つけたんですね~。
勿論、ジャランジャクサとかの宿を2泊予約したほうが安いんだけど、それよりニッコーホテルのある
タムリン地区には近くに大型ショッピングセンターがあるのがいいのだ。
土産物の調達と最後の晩餐をするのにぴったりなんだもん。

日曜の午前中のタムリン通り
ホコ天のタムリン通り
帰国当日の朝、窓の外を見下ろすと、眼下のジャランタムリンが
歩行者天国になっていた。
ジャカルタッ子はそのホコ天を自転車で颯爽と駆け抜ける。
歩行者天国というよりサイクリングロードって感じかな。
大人も子供もサイクリングファッションに身を包み、
自動車が閉め出された大通りを悠々と進む。

ホテルの目の前には自転車メーカーが高級ロードバイクを展示。
そして集まってくる人を目当てにした物売りもちらほらと見られる。

買い食いしたケーキ
ラムボールのラムは香り程度。
ムスリムもOKなのだろうか。
警官はローラーブレードで走り抜け、辺りをパトロール。
時々転びそうになる女性警官がいたりするのはご愛敬だ。

ホコ天を小さくなって通り抜け、散歩がてらに骨董街に行ってみた。
ジャランタムリンから一歩外に出れば道路状況も通常通り。
「日曜だけに車の通りは少ないのかもな~」
なーんて思っていたら、目の前をバイクの群れがだーーっと通り抜けた。

「アジアでバイクなんて普通でしょう?」って思ったあなた。違うんです。
ドリームIIとか、原付の類じゃないんですよ。ニンジャなんです!!
250ccのニンジャの集団が交差点を駆け抜けていったんです。

「うおー、ぜ、全部ニンジャじゃーーん。」

つまりジャカルタではバイクを生活の糧に使うのではなく、レジャーで楽しむ人たちが増えてきたということです。
今時の日本は、若者がバイクツーリングなんてしないから、近頃はこういうのあんまし見かけないよなぁ。
※KAWASAKIの人気スポーツバイク。国内だと大型のが人気。

1時間ほどの散歩の後、再びジャランタムリンまで戻ると、今度は大型ショッピングセンターを覗いてみた。
ぶらぶらと歩きつつ、インドネシア最後の晩餐にふさわしいレストランを探す目的である。

この辺りは高級ホテルの集まる界隈。ショッピングセンターもジャカルタの富裕層向けに作られている。
だから当然、入っている店舗もお金持ちが外食を楽しむための施設が多い。
モスバーガーなど庶民感覚の店もあるけども、日本円に換算すると日本と同じである。た、高い!
前にジャカルタにモスバーガーができた時、ものすごい行列ができているのを日本のニュースで見たけども、
インタビューを受けたジャカルタッ子が「今までシンガポールに旅行した人からお土産に買ってきて貰ってたの。 ジャカルタで買えるなんて嬉しい!」なんて語ってたけど、うーん。がら空きだなぁ。
まあ、がら空きなのはモスバーガーだけではないとはいえ、日曜がこれでダイジョブなんだろか?

「たまには日本料理でも食べてみる?」
割と混雑しているスシ店は太巻きひと皿1000円くらいする。
おまけに日本の有名焼き肉チェーンの牛角。メニューの表記は3桁でルピアの0を三つ取ってるっぽいが、
あ、あれ?これシンガポールドル?いや、インドネシアルピアみたいだけど・・・。
この店舗、高級ホテルグランドハイアットの1階にあるのだが、それにしても1人前1万円超えるんですけど・・・。

「何でこんなに高いのだ?」と驚きながらメニューをめくっていると、メニューの全てが「和牛」だった。
日本では若者に人気の格安焼き肉が、インドネシアでは日本ブランドを売りに高級店に大変身。
いやー、びっくりした。寿司も焼き肉も即刻却下です。


カカップ・テロール・ウォク・ダウン
マナドの名物。
最終的に最後の晩餐に選んだのはグランド・インドネシアモールの
レストラン街に入っているインドネシア料理屋。
インドネシア料理屋といってもジャカルタの料理ではありません。
インドネシア他島の料理を出すお店です。
マナド風××、バリ風○○と、料理名の前に地域の名前が
書かれていたりします。

メニューの品数も豊富で、それなりにお客さんも入ってきます。
ジャカルタ風の味つけなんて、家で食べればいいもんね~。
私がカレーを外で食べないのと似てるかも。
(このカレーについては家族とも意見が分かれるが、私は家で食べれる物を外食で食べたくない。
 レストランのカレーは家とは全然違うとも言われるが、カレーに大金を出したくない。)


ふとバンダ島で「バンダ島の後はどこに行くの?」と聞かれた時のことを思い出す。

「アンボンからジャカルタに飛ぶの。その後日本に帰る。」

「おー、ジャカルタか。ビッグシティー!」

あの親父の言うとおり、確かにジャカルタは大都会だ。日本は東京の他にも名古屋とか大阪とか
それなりの規模の地方都市がいくつもあるが、インドネシアの中でジャカルタは突出していると思う。

インドネシアの島を旅しているとバリでもロンボクでもジャカルタからやってきた観光客によく会う。
日本人はエステや買い物に忙しいが、彼らは自然を感じられるような場所でよく見かける。
それはバンダ島も例外ではなく、ジャカルタからの家族旅行客が割と多かった。(例外なく話しかけられる。)

我々日本人も日常からかけ離れた世界を見たくて旅行にでるけど、インドネシアの人も同じなんだなぁ。
都会の人は田舎の大自然に感激し、きっと田舎の人は大都会ジャカルタに憧れるのだろう。

正午になって解除されたホコ天に流れ込んできた車を眺めながら、そんなことを思った。

インドネシア バンダ島に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.12月~2011年1月
100インドネシアルピア=約1円
■交通:タクシー 120000ルピア弱(ホテルニッコー-空港)
■食事:チュミゴレンタフテロールテロール・カカップ等 195,097ルピア
■おやつ:ラムボールベベック 6000ルピア、ピーナツケーキ 4500ルピア
■土産:蟹とサソリのキーホルダー 22000ルピア、マンゴーのセーター 400000ルピア、
     ROXYのパーカー93000ルピア、お菓子などのばらまき土産 ひとつ2000ルピア~。
■その他:空港使用料 150000ルピア
■宿泊:Taman Lunterse Boer  300,000ルピア(エアコン付 1室)、晩ご飯 1食30000ルピア

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で58,000円~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ジャカルタ-アンボン航空券 片道9,000円~30,000円(予約クラスによる。)
 アンボン-バンダ航空券 片道 250,000ルピア+諸税70,000ルピア=282,000ルピア

 アンボンは国際空港なのに外国からの直行便がないと現地人が嘆いていました。
 2011年1月現在、駐機場を一生懸命増やしているので将来的にシンガポールあたりから来るかも?
 ジャカルタ、マカッサルなどを経由してアンボンまで来ることになります。
 ガルーダインドネシア航空の他、ライオンエアなどの格安航空会社の便もあるが時間が悪いです。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。

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