カリスマツアコンのどうしようもなく日本人 柳沢正

ツアーコンダクターが案内してきた日本人旅行者の旅先での振る舞いを紹介した本。
びっくりするくらいつまらなかったが。

この本のレビュー

長年ツアーコンダクターをしてきた著者による日本人旅行者の観察旅行記。
旅先で面白い振る舞いをした日本人の姿を紹介したかったのだろうけども、
無意味にだらだらと旅先の様子を描写したりしているところが長かったり、
逆に肝心の主題である日本人の紹介が中途半端で面白くなく、
この本、一体誰が買うんだろう？と不思議になった。読者の対象が見えない。

なんていうか、ほとんどの章にオチがないので、読んでいてスッキリしない。
この著者の案内で旅行したことある人が旅を思い出しながら買うのかなぁ？
同じ添乗員物なら、岡崎大五氏の本の方がずっと面白いなぁと思います。
要するに文章力がちょっと・・・というところだろうか。

中にはそれなりに読める話もありましたが、大半、耐えきれずに飛ばしまくった。