謎の1セント硬貨 向井万起男
宇宙飛行士の向井千秋さんの旦那さんである向井万起男さんがアメリカ訪問時に
抱いた疑問をアメリカ人に直接メールで聞いたりしたことを書いたエッセイ。
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この本のレビュー
この名前、どこかでみたなぁ?と思ったら、日本発の女性宇宙飛行士ということで脚光を浴びた向井千秋さんの夫としてテレビに出ていたおかっぱにひげのあの旦那さんであった。
奥さんと一緒にアメリカを旅行した時などの面白いエピソードがあるのかと思ったら、
確かにアメリカを旅行した時に体験したエピソードも含まれているんだけれども、
その体験を元に疑問に思ったことをアメリカ人にメールでぶつけ、その返答を掲載するという内容。
プロローグを見た限りでは面白いのかな?っておもったんですが、中身が実に読みにくい。
まず、各章のタイトルを見ただけではどんな内容であるかがまったくわかりません。
加えて、各章の前置き部分のエピソードがとても長かったりして疲れるし、
アメリカ人に送りつけた疑問というのも読んでいて私はあまり興味を抱かないことばかり。
さらにその質問に対する返答もだらだら書いているし、内容が実にはっきりしない物ばかりで、
結局、なんだったんだ!って思ってしまいました。
企業なりが明確にきちんとした返答をしているケースもあるのですが、
ほとんどが素人が憶測で書いた物だったりするので。
もうちょっと本題にさくっと入るとか、本掲載の承諾を貰うのにメルアドが変更されていて・・・とか
そういうどうでも良い下りを削除するとかすればもっとスッキリすると思うのだが。
文章力の問題でちょっと最後まで読ませる力がなかったです。
とばしながら速読のようにテキトウによみましたが。
この人が慶応の先生ではなく、向井千秋さんの夫でなければ出版されなかったであろう。
そんな気がしました。
タグ :
アメリカ
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