旅の本
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ホーム > エッセイ(その他) > 僕はこんな旅しかできない [ 下川裕治 ]

僕はこんな旅しかできない [ 下川裕治 ]

旅行作家?の下川裕治氏のブログに書かれた主にアジアなどに滞在した時に
感じた出来事などを抜き出してまとめた本。
書籍などの様々な仕事で出かけた先で気がついたことや感じたことなどをつぶやき、
さらに時間が経ってからその変化を追いかけた追記がはいります。
アジアの空気感が下川氏の目線を通して伝わる感じです。



この本のレビュー

私が旅に出始めた頃、下川裕治、前川健一氏のエッセイを文庫版でよく読んでいました。
アジアにじっくりと腰を据えて落ち着き、町の様子や自分の気持ちを綴ったようなエッセイで、
旅に出てみたい、その雰囲気を感じてみたいと思えたからです。
二人のうちどちらかというと前川さんの文章の方がしっくりきたのを憶えています。

その後も、旅に出るときに暇つぶしに読む本などは、旅にまつわる本を持っていくことが多く、
(難しくないのでさっと読めるのがよい。)本を全て買いあさるほど好きでもないのだけども、
それでもなんとなく図書館で見つけたり、ブックオフで見つけると買って読む。 そんな作家さんです。

今回の本はブログを書籍としてまとめた物。
つまり何かの仕事の折に、旅先でつぶやいた日記のような物。
長いことバンコクをはじめアジアの町を観察し続け、さらにタイ語も操る方なので、
普通の旅行者の目線では気づかないような出来事が綴られる。
その国の一般市民の目線で町を歩いているので、物価の微妙な上昇に気づいたりしていて、
ああ、これは定宿がアリ、その近くにいつも行く食堂や屋台があるからこそ感じることで、
(例えば、私は毎回、違うお店で違う物を食べたくなるから気づかない。)
昔みたいに、日本円握りしめて、タイでのんびり長期滞在なんて無理だなぁ?とか、
今後の旅のスタイルをシミュレーションしたり、しながら読んでいった。

文章の中で、高野秀行氏と話したときに「下川さんは普通のことしかかかない」と言われたそう。
高野氏は無理矢理普通じゃないことをしてそれを書いているが、だかといって、
その文章が面白いかというとけっしてそうではないので、なんだかなぁと。
高野氏は恐らく業界人からは一目置かれているのだろうけど、
旅をまねたいとか、その町に行ってみたいという気持ちをかき立てることはないので、
作家のスタイルをみながら、なるほどなぁとしみじみと感じたりもした。

日本を含めたアジアの町を行ったり来たりしたときに感じたことが綴られた本です。
たぶん、旅に出たことがない人より、何度も似たような旅をして、その町を知っている人の方が、
ほう。という気持ちで読めると思います。

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