旅の最後はコルカタで。物価だけはかなり上がってる印象。
【ガヤ駅のファスナー職人。粗悪品でよく壊れるファスナーだが修理する職人がちゃんといる。10ルピー。】
コルカタへの列車は例によってデリーの旅行代理店に事前に手配してもらったもの。
早朝にガヤ駅を出発し、夕刻にコルカタのシアルダー駅に到着する便である。
コルカタには何の用事もないのだが、インドの列車は時に考えられないくらい遅延するので、コルカタに一泊する日程で調整した。
コルカタではバックパッカーのたまり場でもあるサダルストリートの近くに投宿。
といっても安宿ではなく、近くの中級ホテルアストリア ホテル Astoria Hotelを予約しておいた。
コルカタは安宿といえども安くはなく、考えられないくらい宿のコストパフォーマンスが悪いので、
宿探しに時間を取られたくなかったし、やっぱり最後くらいゆったりとまともな宿に泊まりたかったのもある。
コンクリート打ちっ放しの簡素な安宿も値段を考えれば悪くはないんだけども、そこはやっぱり年を取ったと言うべきか。
ふかふかのベッドとか、裸足で歩いても何の抵抗も感じない床とか、ひねればお湯が出る蛇口とか、
安宿でこういうところを見つけられたら大当たりなんだけど、残念ながらインドではなかなかお目にかかれない。
ムンバイほどではないにせよ、コルカタの中心部でこういう宿を求めたら中級クラス以上のホテルしかないわけで、
そういう意味ではアストリア ホテル Astoria Hotelは立地もコスパもまあまあです。
中国人経営の店で食べた炒飯。
やはりフライドライスとは別物。
クレジットカードが使えないというので近くで両替したのだけども、そういう意味でもサダルストリートは便利です。 ネットカフェも使えるし(超遅いけど)、両替商もあちこちにいるし、旅行者に必要なものは揃います。
これで安くて快適な宿があれば最高なんだろうけども、土地の値段とか電気代とかインフラ関係の物価が元々高いのでしょう。
そもそもイギリス統治時代の首都はコルカタで、街としての歴史はデリーよりずっと長い。
街がごちゃごちゃしているのも昔の街作りと、今のモータリゼーション押し寄せる近代化がそぐわないだけともいえます。
一般庶民が暮らす集合住宅の道路脇にずらりと車(スズキのSWIFTが多い)が並ぶ様は、日本の団地とそっくり。
地方では違うのかも知れませんが、関東では昔は自家用車や運転免許を持っていない家庭も多かったので、 団地に駐車場がなかった(もしくは少なかった)のです。
雑居ビルのお菓子屋さん。
こういう店で土産を探す。
団地の周辺が駐車場所のない入居者の車でびっしりと埋め尽くされていたのです。
高度経済成長の波にかつての街作りが時代に合わなくなったわけです。
コルカタといえば人力車が残っていることで有名だった街ですが、そろそろなくなるかも。
デリーに比べて国際線の便数が少ないので、コルカタに来る人は減ったと思いますが、
(昔はエアインディアでコルカタinデリーoutとか流行ってました。)
足を伸ばして違った街の雰囲気を楽しむのも悪くないかも。
デリーって新興の街なので小綺麗だよね。ニューデリーとか南デリーは特に。
グルガオンとか行ったらもっとそうなんだろうけど。
もしかしたらオールドデリー辺りも今は庶民の車であふれかえっているのだろうか。
っていうか、インドで路駐で車が盗まれないのかどうかはすごく謎というか興味あります。
盗難対策どうしてるんだろな~。
コルカタ散歩:写真いろいろ。
エッグスタンドの絶品サンドイッチ
コルカタはインドの4大都市の一つ。官公庁や企業などのオフィスも沢山あるのでいつでも人がいっぱい。賑わっています。
そのため、彼らを目当てにした屋台があちこちに立っていて買い食い天国。ちょうどお昼前、たまたま目に付いたエッグスタンドで捕まりました。
ふわふわで甘めのパンを七輪で香ばしくトーストしたものに、ゆで卵とたっぷりの野菜(キュウリ、トマト、にんじん、玉葱)を挟み、さらに数種類のソースをかけて完成。サンドイッチにせず、パンをトーストしゆで卵を別で食べたり、パンだけ買っていく人も。テイクアウトしてオフィスの自分のデスクで食べるのかも知れません。
インドのパンは日本のパンに系統が似ていて白くて甘めの仕上がりです。やっぱイギリスのパンから来てるからでしょうかね。 イギリスに支配されてた歴史と関係しそうです。
ふわふわで甘めのパンを七輪で香ばしくトーストしたものに、ゆで卵とたっぷりの野菜(キュウリ、トマト、にんじん、玉葱)を挟み、さらに数種類のソースをかけて完成。サンドイッチにせず、パンをトーストしゆで卵を別で食べたり、パンだけ買っていく人も。テイクアウトしてオフィスの自分のデスクで食べるのかも知れません。
インドのパンは日本のパンに系統が似ていて白くて甘めの仕上がりです。やっぱイギリスのパンから来てるからでしょうかね。 イギリスに支配されてた歴史と関係しそうです。
コルカタで食べた物。
コルカタでは2回晩ご飯を食べる機会がありました。
たいてい都市に戻ってくると中華料理とかを食べに行くのですが、なかなかに中華料理屋が混雑していて混んでいない小さな大衆中華屋さんで1回。野菜炒めと炒飯を頼んだのが1回目。
そして2回目の晩ご飯はベンガル料理レストランに行きました。
前回のコルカタではホテルの中に入っている高級ベンガル料理レストランでターリーを食べましたが、今回は庶民的な食堂です。 チングリ・ブーナ海老の生姜炒めと ムチャ・グントバナナの花の和え物の2品。 それとご飯を頼んだのかな。
どちらも味付けが濃いめでご飯が進む味。バナナの花は初めて食べた。
前回のコルカタではホテルの中に入っている高級ベンガル料理レストランでターリーを食べましたが、今回は庶民的な食堂です。 チングリ・ブーナ海老の生姜炒めと ムチャ・グントバナナの花の和え物の2品。 それとご飯を頼んだのかな。
どちらも味付けが濃いめでご飯が進む味。バナナの花は初めて食べた。
コルカタで最後に買ったお土産
人が集まるバザールなどに行き、日本人でも食べれそうなインド菓子などを物色。カシューナッツは日本よりは安いけどインドでもそれほど安くはありません。やはり高級です。
ばらまき土産で無難なのは大手メーカーが作ったムーングダルなどの小分けのスナック菓子ですが、今回は量り売りの手作りバジャを自分用に買ってみました。チーズトマトバジャです。
これがジャガイモとかだと日本人も食べ慣れた食感になるだろうけど、恐らく豆粉なのでぽそぽそしてます。それとスパイシーです。つまみにはいいかなと思うけど、お土産だと喜ぶ人ばかりではないでしょう。
あとはカレー味のラーメンなんかもいいかも。日清とかマギーとかが定番です。
コルカタの宿
アストリア ホテル Astoria Hotel
コルカタの宿は設備の割に値段が高く、安宿も下手すると中級ホテル並の値段。
口コミを参考に探したら結局6000円くらいのレベル。土地勘があるサダルストリートにした。
長くゲストハウス滞在が続いたので、普通のホテルになって妙にリラックスしたし、 お湯がふんだんに出て大喜びだったが、夜にはでなくなった。
どうもインドの宿は窯のお湯がからになるとでなくなるらしい・・・。
フライトが深夜だったので1泊延長したが、クレジットカードが使えなかった。 アゴダagodaで予約したので、カードが使えなかったのは意外だった。
インド・黄金街道に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。
旅行時期:2013年12月~2014年1月
1Rs=約1.7円
1Rs=約1.7円
■食事:炒飯、酢豚(鶏)、野菜炒め Rs.400、チングリブーナ Rs.90、ムチャグントRs.45、エッグサンド Rs.25
■土産:カシューナッツ Rs.360、マンゴーゼリー Rs.100、チーズトマトバジャ Rs.90 他
■宿泊:アストリア ホテル Astoria Hotel 6000円くらい
■成田-ニューデリー航空券 直行便で60,000円前後~。
ニューデリーへはJAL、ANA、エアインディアなどの直行便が飛んでいます。
私は今回、タイ航空を使い、デリーinコルカタoutの旅程をとりました。(特典航空券を含む。)
タイ航空、シンガポール航空など、羽田を深夜に出る便から乗り継ぐと町中に日中に着くメリットもある。
安いものでは、中国の北京、昆明など2カ所くらいを経由する便などもありますが、
燃油サーチャージの分、経由便は燃油代がかさむので苦労する割に安くはならないです。