元旦はヒンドゥの聖地バラナシ。しつこい客引きにぶち切れ。
【食堂で相席になった女の子。若い女子がきゃぴきゃぴしているのは日印共通】
列車が数時間遅れたためお昼はとっくに回っており、あろう事かプリペイドスタンドに係員がいなかった。
こうなると売り手市場というか、リキシャが絶対に正規運賃で走ってくれない。
プリペイドスタンドには主な目的地までの料金が掲示されているが、ダシャシュワメードガード近くの
ゴートゥーリヤー交差点は料金が明記されておらず、なおさらふっかけられる。
今思えば乾期だったし、ミールガートに行かせてそこから歩けば良かったが(ミールガートは表示があった。確か90ルピー。)、 ちょうど同じ方向に行く日本人旅行者がいたので、声をかけてシェアすることにした。
支払い額が半分になり、負担額は相場ギリギリってことでここいらで妥協。早くご飯食べたいし。
しかし、利用者よりもリキシャの数が多いのに、誰もが相場の倍額から譲らないあたりが観光地だなぁ。
ただ、5年くらい前に駅からゴートゥーリヤまでが40~50ルピーだった記憶があるので、
正規料金が80ルピーだとしたら、物価の上昇を考えると儲けなんてほとんどないのかも。
割り勘の支払いでもたもたしていたら、あからさまに舌打ちを繰り返す男で、相当感じ悪かったが、
とにかく次々に客を拾って金を稼ぎたいだけかもなぁなんて想像してみたりした。
リキシャはゴートゥーリヤーのさらに手前の交差点までしか入れず、
そこからガートに向かって歩き始めた。
途中、地元民で賑わっている食堂で昼食を済ませ、宿に向かう。
ガンジス川沿いの部屋に泊まりたかったので、事前に部屋を確保していた。
バラナシは宿の数が豊富なため予約なしでも泊まれるが、川沿いの部屋は別。
最近では安宿でもホームページやe-mailで予約を受け付けていたりするので、
よっぽどタイミングが良くないと、川が見える部屋に連泊するのは不可能だ。
予約していたシタ ゲスト ハウス Sita Guest Houseはチョウパティーガートにある。
ダシャシュワメードロードからリキシャでも入っていけない細い路地ベンガリートラに入り、 地図を見ながらキョリョキョロと宿探しをする。
しかしこのとき頼った地図が間違い。宿が作成した地図ではなくガイドブックの地図を参考にしたため、大いに迷った。
「歩き方に載ってるからいっか~」とコピーしなかったんだけど、歩き方の地図がまちがってんし。
しかも、食堂を出たあたりからずっと変な客引き親父につきまとわれており、
終いには「うるさい。ついて来んな!」と喧嘩寸前だったのだけども、
こいつに宿の名前を聞かれたくないがために、周りの人たちに道を聞けなかったのである。
「おまえいい加減にしろよ!チョロ!!」(←あっち行け!という意味)
と普段はかなり穏やかな連れがキレたほど。
さすがにチョロ!と強い言葉で言われたことであちらもむかついたようで、
「ここはバラナシだ。俺の町だ。おまえがあっち行け!」(「ゆーあーちょろ~」だって(笑))
とか言い返してくるのだが、 結局、道を変えても何をしても一定の距離を取りながらずーーっとついてくる。
もう、ほんとにうざいったらないわ。
川沿いの宿であることはわかっていたので、最終的にガンジス川沿いに出て歩いたら、あっさりと看板を発見。
おまけにこの時期にバラナシ来るの初めてで知らなかったんだけど、乾期って川の水位が低いので
ダシャシュワメードガートからガート沿いに歩いて来れるのだった。なんだよも~。
家でプリントしてきたバウチャーをだし、普通に部屋に入れましたけど、
宿も客引きとのもめ事が多いから、宿側も自衛手段も含め、agodaとかと契約しているのかも。
しかし、デリーといい、バラナシといい、メジャーな観光地にくるとこれだもんなぁ・・・。とにかくめんどくさい!!
これに比べたカジュラホなんて良心的なもんだったわ。さすがにここまでしつこくなかった。
リキシャみたいに一生懸命働いている人が、交渉でよりお金を得ようとするのはわからなくはないが、
こういう客引きの働かずにお金だけ得ようとする態度はかなりむかつく。イライラ~。
バラナシの宿
シタ ゲスト ハウス Sita Guest House
Chausatthi Ghatの目の前にあるゲストハウス。アゴダagodaで予約した。
ガイドブックの地図が間違っていて、宿探しに苦労した。(その上変な客引きが着いてくるのがイライラし通し。)川沿いに出て外から探したら一発で見つかった。乾期だったらガート沿いを歩いた方が早い。
バラナシの宿は供給過剰だが、ガンジス川が見える宿を希望する場合は事前に予約した方がよい。
すべての部屋からガンジス川が見えるのが売りだが、最も眺望のいい部屋は2014年1月現在、全面改装中。
水を供給するタンクが空になり水が止まると、動き出した直後は泥水がでる。最初はどん引きした。
お湯は出るしスタッフは親切だしまあまあです。値段は気持ち高いけど、ガンジス川沿いだから。
屋上レストランからガンジス川が見渡せて良いですよ。
インド・黄金街道に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。
旅行時期:2013年12月~2014年1月
1Rs=約1.7円
1Rs=約1.7円
■交通:オートリキシャ バラナシ駅-ゴートゥーリヤー Rs.80(
■食事:チョーラ・パニール、アルー・パラク、ライス R.180(チップ込)
■その他:水 ルピー
■宿泊:シタ ゲスト ハウス Sita Guest House 2500円くらい(agoda)
■成田-ニューデリー航空券 直行便で60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
ニューデリーへはJAL、ANA、エアインディアなどの直行便が飛んでいます。
私は今回、タイ航空を使い、デリーinコルカタoutの旅程をとりました。(特典航空券を含む。)
タイ航空、シンガポール航空など、羽田を深夜に出る便から乗り継ぐと町中に日中に着くメリットもある。
安いものでは、中国の北京、昆明など2カ所くらいを経由する便などもありますが、
燃油サーチャージの分、経由便は燃油代がかさむので苦労する割に安くはならないです。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。