旅ナビ-インド・南アジア
※当サイトは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含んでいます。
ホーム > インド 国境越えてフンザ編 > やっぱアグラの街はうざい!客引きがしつこい。

やっぱアグラの街はうざい!客引きがしつこい。

ラジャスタンの結婚
結婚式らしきご一行様。
ジャイプールを早朝に出発し、アグラの街へと向かった。この日はアグラには宿泊せず、寝台列車に乗ってバラナシに行く予定である。

アグラは、タージマハルがあるだけに、おそらくインドの観光名所として一番有名な街だが、見所の数はそんなに多くない上にそれぞれが割と密集しているので、回ろうと思えば1日で回ることができる。勿論、車ですが。
まー、ぶっちゃけていうと、土産物屋とかもあんまりないので、代理店で車頼むとジャイプールに時間を割くのは仕方ないことです。

ジャイプールからアグラに車で入る場合、まず、アグラ郊外にあるファーテープル・スィクリーに行くことになると思う。
ちょうど、車で町に入る時に通りがかりに立ち寄れるような場所にあるのだ。

その割に、なんで前の旅行ではこちらには立ち寄っていなかった。
ジャイプールで買い物に時間を取りすぎて、閉まっちゃって入れず。あのときのガイドは、バックマージンかなり入っただろうな。


客引きがうるさい。
ファーテープル・スィクリーは、かつてのムガル帝国の城の跡。元々は当時の皇帝アクバルはアグラの街にあるレッドフォートに居住していたのに、あえて別に城を作って首都を移動させちゃうという酔狂なことをやってのけた。

アクバル皇帝の元には男の子が生まれず、跡継ぎがいなくて悩んでいたところに、スィクリーに住む予言者が「男の子が生まれるよ」と予言したら、ホントに男の子が生まれて喜びのあまりに都を移してしまったらしい。

まー、彼の金と権力があればこそできたことではありますが、考えなしに都を丘の上に移したあげく、
結果的に水不足で住んでいられなくなり、またレッドフォートに戻ってきたというのがとても笑えます。

孫のシャー・ジャハーン※1にしろ、更にその息子のアウラングゼーブ帝※2にしろ、かつてのムガール帝国の支配者って大丈夫なんだろかっていうエピソードが残っている。大丈夫じゃないから、滅亡したのか・・・。
※1 しつこいけど、タージマハルを作った上に、黒いタージを作ろうとしたら、息子に幽閉されてしまった悲しい皇帝。子育て間違えましたね。
※2 彼については兄弟を殺した上に父を幽閉して帝位に就いたという事実よりも、1日5回の礼拝に行くのが面倒で、城(ラールキラー)の中にモスクを造ったという「あんたホントにムスリム?」と聞きたくなるようなエピソードの方が印象に残ってたりします。祖父の代から廃止していたヒンドゥ教徒への人頭税を復活させたりして、異教徒を弾圧したりもした。

ファーテープル・スィクリーは入場料は取らず開放してあるのだが、そのおかげで客引きの数がひどい。
車を降りたところから土産物屋、自称ガイドなどがつきまとって離れない。おまけに「いらない!」というと「なんでやねん!」と、そこだけ関西弁で反論してくる辺りがすっげーむかつく!教えたのだれだ!

あとでわかったのだが、タージマハル、レッドフォートは、外国人料金として、入場料をそれぞれ$20,$10と法外な値段にしている代わりに警備は厳重になっていた。客引きの数も激減していたし、うさんくさい輩は敷地内に入ってこれない。
敷地の中だけでなく外を歩いていた時ですら、全く絡まれなかったくらいだ。

つまり商売の許可を取れないうさんくさ系が、居場所を失って郊外に集まってきたんだろうと思います。

おかげで、客引きに腹が立つばかりで、建物の印象は全く残らなかった。


タージの日陰で休んでた。
アグラを回った旅行者からは悪い評判しか聞かないし自分もよい印象を持っていませんでしたが、やっぱり何度来ても最悪。
事実、外国人の姿は2,3組しか見かけなかった。

パックツアーの人と見学時間が合わないだけなんですが、それ以前に自由旅行でアグラを訪れる旅行者は敬遠してたしな~。
逆に、インド人国内旅行者の数が増えていて、すごい人混みでした。

今回も、前回の旅と同様、「もう、アグラには来ない!」と思ったが、 誰かのインド旅行につきあうとまた行かざるを得ない気がする・・・。
町としてはいい印象は全くないですね。残念ながら。

i5_199.jpg

ファーテープル・スィクリーは入場料は取らず開放してあるのだが、そのおかげで客引きの数がひどい。
車を降りたところから土産物屋、自称ガイドなどがつきまとって離れない。おまけに「いらない!」というと「なんでやねん!」と、そこだけ関西弁で反論してくる辺りがすっげーむかつく!教えたのだれだ!

あとでわかったのだが、タージマハル、レッドフォートは、外国人料金として、入場料をそれぞれ$20,$10と法外な値段にしている代わりに警備は厳重になっていた。客引きの数も激減していたし、うさんくさい輩は敷地内に入ってこれない。
敷地の中だけでなく外を歩いていた時ですら、全く絡まれなかったくらいだ。

つまり商売の許可を取れないうさんくさ系が、居場所を失って郊外に集まってきたんだろうと思います。

おかげで、客引きに腹が立つばかりで、建物の印象は全く残らなかった。


タージの日陰で休んでた。
アグラを回った旅行者からは悪い評判しか聞かないし自分もよい印象を持っていませんでしたが、やっぱり何度来ても最悪。
事実、外国人の姿は2,3組しか見かけなかった。

パックツアーの人と見学時間が合わないだけなんですが、それ以前に自由旅行でアグラを訪れる旅行者は敬遠してたしな~。
逆に、インド人国内旅行者の数が増えていて、すごい人混みでした。

今回も、前回の旅と同様、「もう、アグラには来ない!」と思ったが、 誰かのインド旅行につきあうとまた行かざるを得ない気がする・・・。
町としてはいい印象は全くないですね。残念ながら。

i5_199.jpg

関連記事

インド・パキスタン(フンザ)個人旅行 2001年7月~8月

インド・パキスタン(フンザ)個人旅行 2001年7月~8月

相変わらずワルはワル。デリーの客引きと旅人の攻防。

相変わらずワルはワル。デリーの客引きと旅人の攻防。

やっぱりアムリトサルが好き。ゴージャス美人もいるし。

やっぱりアムリトサルが好き。ゴージャス美人もいるし。

インド(アタリ)・パキスタン(ラホール)国境。役人にも思うところがある。

インド(アタリ)・パキスタン(ラホール)国境。役人にも思うところがある。

道路事情がよいパキスタン。早い、安い、綺麗なバスでも時には不快。

道路事情がよいパキスタン。早い、安い、綺麗なバスでも時には不快。

イスラム国家初散歩。町を歩けば、男にあたる。[ラワルピンディ]

イスラム国家初散歩。町を歩けば、男にあたる。[ラワルピンディ]

フンザで日本人嫁獲得大作戦?[ラワルピンディ-ギルギット]

フンザで日本人嫁獲得大作戦?[ラワルピンディ-ギルギット]

旅、此即ち学習。体験で身につくことっていろいろある。

旅、此即ち学習。体験で身につくことっていろいろある。

フンザで風の谷のナウシカごっこ。オタクぱわーすごい。

フンザで風の谷のナウシカごっこ。オタクぱわーすごい。

ギルギットでジープチャーター。フンザドライブのすすめ。

ギルギットでジープチャーター。フンザドライブのすすめ。

旅の恥は掻き捨てならぬ。山に行く日本人もいろいろいる。

旅の恥は掻き捨てならぬ。山に行く日本人もいろいろいる。

カリマバードコシオサンの気まぐれスープと謎のシェフ。

カリマバードコシオサンの気まぐれスープと謎のシェフ。

パキスタンは山から下りるも一苦労。飛行機飛ばないから車で。

パキスタンは山から下りるも一苦労。飛行機飛ばないから車で。

ラホールおそるべし。泥棒宿でなくても泥棒宿になり得る環境が怖い。

ラホールおそるべし。泥棒宿でなくても泥棒宿になり得る環境が怖い。

ラホールからアムリトサル。パキスタン・インドを列車で国境越え。

ラホールからアムリトサル。パキスタン・インドを列車で国境越え。

車掌も密かにワル。袖の下で出発時間ギリギリに列車に駆け込み乗車。

車掌も密かにワル。袖の下で出発時間ギリギリに列車に駆け込み乗車。

デリーで観光タクシーチャーター。ドライバーは相変わらずいい加減。

デリーで観光タクシーチャーター。ドライバーは相変わらずいい加減。

やっぱアグラの街はうざい!客引きがしつこい。

やっぱアグラの街はうざい!客引きがしつこい。

バラナシで素敵なリキシャワラとの出会いと旧市街観光と。

バラナシで素敵なリキシャワラとの出会いと旧市街観光と。

アーユルヴェーダで禿を治そう!象牙の灰から作った薬が効く。

アーユルヴェーダで禿を治そう!象牙の灰から作った薬が効く。

知人から預かった荷物がもめ事の原因。ドラッグ?だって本だよ。

知人から預かった荷物がもめ事の原因。ドラッグ?だって本だよ。