アンナプルナ地域のTIMSチェックポイントはどこにあるか。
【各村にはこのような地図がある。村の目印になるが、これを頼りに歩くのは不可能。】
トレッカーズ・インフォメーション・マネジメント・システムについての対応をご報告しておく。
「ネパールトレッキング:アティティツアーズでTIMSとアンナプルナ保護区入域証取得。」のページで
代理店経由で取得したTIMSが団体用で新たに個人用のTIMSカードを取り直した旨を記載した。
アンナプルナ地域ではそこを通らないと先へ進めない場所で、TIMSと入域許可証のチェックポイントがある。
最初のポカラから上がっていくと、最初のチェックポイントはタトパニ。
そ知らぬ顔してバスから降りずそのままスルーしようかと思ったら、それに気づいた同乗のネパール人から
「外国人はあそこ行くんだよ」と突っ込まれ、チェックポイントになっている小屋に入った。
カグベニとジョムソンの間。
基本的に河原を歩く。
許可証番号、名前、国籍、ガイド名などの情報を記載する。
「ガイド?だってバスで来たから。トレッキングしないよ。」
「それでもだめだよ。これはガイドが一緒の時に使える団体用だから。
ガイドがいないんだったら、個人用でないと通せないんだよ。」
ごねてもだめだったので、TIMSを取り直したのは前述の通り。
「ポカラに戻れ」と言われなかっただけマシだと素直にお金を払った。
轍を頼りにトレッキング。
午後は人が少ないので注意。
ジョムソン空港前から本村に向かう途中にチェックポイントがある。
ジョムソンはTIMSと保護区域の入域許可証のチェックポイントが並んでおり、
警官が通りを歩く外国人の動向に目を光らせている。
このチェックポイントを通過しないと、ジョムソンの奥にあるカグベニや
ムクティナートなどを訪れることができないシステムだ。
しかし、このジョムソンのチェックポイントも日が暮れる頃には店じまい。
警官もいなくなって夕方以降は通り放題である。
夕方以降にするっと本村に泊まっちゃえば許可証なしで奥行けちゃう。
さらに飛行機でジョムソンに着いた場合、そこから山を下るルートを選べばタトパニまでチェックポイントはない。
ジョムソン周辺のマルファやトゥクチェしか興味がなければ、TIMSの許可証チェックはすり抜けられそうだ。
これらの許可証はネパールの収益源と旅行者の安全管理という二重の意味を持つし、
不正をはたらこうと思う人などいなそうでしたが。
そもそも山の上で会う外国人旅行者は見るからに善良で健康的な人ばっかりで、
ネパール=バックパッカーの沈没地っていう昔のイメージは特に山の上では当てはまらなかった。
そして、ジョムソンから先のチェックポイントといえばカグベニ。
カグベニ村の北の外れでチェックを受けるのだが、アンナプルナとは別の許可証が必要。
カグベニから先やムクティナートから先については、車の往来もできなくなるし、
よっぽど山に慣れた人でないとガイドなしで訪れることはないのではないでしょうか。
ジョムソン周辺は人の往来があるのでまだ歩けるけど、その先は住民も減るはず。
だから、一人で歩くのは不安になると思いますね。
TIMSに関しては手続きがしばしば変わって旅行者も旅行代理店も混乱するようですが、
トレッキングするしないに関わらず、対象地域に行くのであれば必要だ!と言われるものです。
今後、中国からの道路を通す計画もあるようですし、またいろいろ変わりそうだけども、
2013年5月はどうだったかというのを参考までに書いてみました。
数年、下手すると数ヶ月で使えなくなる情報かもしれませんが、その当たりはご留意ください。
同じようにバスやジープで回ったインド人には必要ないのはなんだかなぁって感じですが。
まあ、彼らの殆どは巡礼だから仕方ないか。(普通に旅行で来てる人もいたけど。)
▼ ネパールに行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。
旅行時期:2013年4月~5月
1Rs.=約1.2円
1Rs.=約1.2円
■交通:ジープ ムクティナート-エクリバティ 550ルピー(ツーリスト価格)
■食事:ポットのお茶 200ルピー、レモンケーキ 280ルピー
■その他:ヤクチーズ 200ルピー(100g 160ルピー)、水 80ルピー/L(麓の4倍)
TIMSカード 20ドル(旅行代理店取得が団体用だったので、タトパニで個人用を取り直し。)
詳細は≫ネパールトレッキング:アティティツアーズでTIMSとアンナプルナ保護区入域証取得。
■宿泊:アルカ・マルコポーロ Rs.800
■羽田-カトマンズ航空券 経由便のみ。燃油サーチャージ込みで100,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
カトマンズ行きは以前は日本からの直行便がありましたが、現在はなし。ソウル、バンコク、マレーシア、シンガポール、デリーなどを経由して行くことになります。経由地や乗り継ぎ時間、お好みでどうぞ。
安さだけを求めると乗り継ぎ時間が長かったりするので、いっそのこと経由地でトランジットやストップオーバーして、 経由地も楽しむ方法もあります。バンコク、シンガポールは空港から町まで列車ですぐですよ。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。
旅程を立てるために参考にした本
地球の歩き方編集室 編 ダイヤモンド社 2011-07-09
出版されたのが2年前ということは取材はさらに1年くらい前ということで、地域によっては参考程度にしかならなかったが、 宿探しの時間節約などには活用できた。TIMSなどの許可証情報は旅行代理店のHPが一番役に立った。
アンナプルナの各村の説明などはほぼないので、チベット―中国・ネパール・インド・ブータン (旅行人ノート)の該当ページをコピーして持っていった。
カトマンズ周辺の世界遺産などにしか行かない場合はそれなりに使えるとは思う。
出版されたのが2年前ということは取材はさらに1年くらい前ということで、地域によっては参考程度にしかならなかったが、 宿探しの時間節約などには活用できた。TIMSなどの許可証情報は旅行代理店のHPが一番役に立った。
アンナプルナの各村の説明などはほぼないので、チベット―中国・ネパール・インド・ブータン (旅行人ノート)の該当ページをコピーして持っていった。
カトマンズ周辺の世界遺産などにしか行かない場合はそれなりに使えるとは思う。
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