デリーに戻って初のインド映画鑑賞。そしてお土産お買い物。
マトゥラーからデリーに戻ったのは帰国の二日前。時間に余裕がある念願の映画を見ることにした。
特にインド映画マニアではないので自分で映画を選べないため、全てを人の意見に委ねる。
新聞で上映中の映画館を調べてもらい、Kさんオススメの映画「Har dil jo Pyar karega」を見ることにした。
インドの映画は1本3時間くらいと長いので、だいたい午前中に1本、午後3本というのが普通のようだ。 混んでいる時間の方が盛り上がって楽しいようだが、そして、安い一階席がより盛り上がるようだが、女で観光客でインド映画館初体験の私は空いてる時間をねらう。
Kさんはインド映画が大好きで、特にシャールクカーンがひいきの俳優だそうである。
私が知っているヒンディ映画俳優はこのシャールクくらいで、さらに今回の行きの飛行機でリティックローシャンという名前を憶えた。
これは友人が出国時に持たせてくれたインド本のコピーに書いてあった名前で、隣の席だったインド人青年ケダールの妹は彼の大ファンなんだそうである。彼らによるとこの俳優はインド人らしからぬルックスをしており、今やインドの若手ナンバーワンなのだそうである。
Har dil jo Pyar karegaの主演男優はサルマンカーンという人で、うって変わってこちらは肉体派。 こゆい顔に、筋肉ムキムキのボディ。 女性達は彼の逞しい肉体を拝みに、男性はやはりその男っぽいところに憧れて足を運ぶんだそうだ。
ちなみに、共演女優は色素の薄い妖艶な雰囲気の目を持つ美人とこれといって特徴をうまく言えない普通の美人。
この二人も今ノリに乗っている女優さんだそうだが、所詮ワタシも女なのか、女の名前は憶えていない。
映画館に向かって歩いていると、1人の男の子から声をかけられた。
話をしているうちに客引きだとわかったのだが、「今から映画を見に行くから」の一言で目の色が変わった。
「何の映画?」
「サルマンカーンの出てるやつ」←タイトルを憶えていない。
「えっ?あの映画僕も大好きなんだ。もしかして、ニューデリー駅の向こうにある映画館に行くの?今日僕も15時からの上映にまた行くんだよー。すごいすごいいい映画だよー」
興奮してさんざん映画の話をしたあげく、「じゃ、映画楽しんで!」と去っていった。
君は客引きじゃなかったのか?
映画館は全席指定で、スクリーンの前の二等席が一番安い。
ワタシは一応、インド映画初心者と言うことで、家族連れやカップルが多いという二階席を選んでみた。チケットは60ルピーなり。
映画の内容はKさんの言っていた通りとてもわかりやすかったのだが、ワタシにはとても腑に落ちない点があった。
なぜ、ワタシの見た回の観客はおとなしかったんだ!損した気分。
「インドで映画を見るときは僕は笛を持っていくよ。盛り上がってくると、叫んだり、手を叩いたりじゃおさまらなくて ピーピー笛を吹きまくるの!」
インテリのおぼっちゃまケダールでさえこう言っていた。この映画館でこの映画を見たという日本人旅行者も言っていた。
「休憩になる直前にね。大物俳優か誰かが出てきたんだよね。そしたら会場が大喝采でさぁ。盛り上がったよー。」
その大物俳優とはシャールクカーンである。
休憩間際に後ろ向きの男がバーンと登場し、くるり、振り返ったらシャールクだった。
「おおっ」と思った私と同じく、周りの観客も「おおっ」と思った程度だったのか、すでに何回もこの映画を見た後だから感動がないのか、実はみんながみんなデート中で、彼氏、彼女の前で騒ぐなんて恥ずかしいのか、とにかくチョビットざわざわっとしただけなのである。
帰りの飛行機で出会った日本人のお兄さんもデリーでこの映画を、それもやっぱり同じ映画館で見ていて、
「すごかったよ。観客大興奮でさー」って言っていた。
インド映画は本当に現実離れしていて笑っちゃうくらいなのだが、何より映画館でインド人に混じって見るのが楽しいという。
何故かワタシだけが観客の反応を楽しめなかったのが悔しい!
ちなみに、この映画のストーリーは、スターを夢見てボンベイにやって来た男が命を救った女性の双子の妹(姉?)と恋に落ちる話。 勿論、命を救われた女性も男に恋して(命の恩人だから運命の人と勘違いしている)、三角関係になったりする。
男とその友人が、何故かしらないが線路脇で話をしているときに、突然脇に立っている看板を突き抜けて自動車が飛び出してくるなんていう、現実には絶対あり得ない自動車事故によって、女性と出会う。
そして、胡散臭い貧乏な優男の主人公に対して、その女性はいいところのお嬢さんだったりする。 こういうのも映画ならではだ。スターにならなくても逆玉である。
シャールクの役所が今一わからなかった。主人公の女性の婚約者かなにかなのだろうか? 休憩間際の病院のシーンでババン!と出てきたのは、まあ、ストーリー的にもアリだと思うが、何故エンディングに出てきたのかが謎。
ちなみにサルマンカーンは、これもまた必要もないのにやたらと上半身裸になるので、これは女性ファンへのサービスなのかなと思ったりした。
次にインドに行ったとき、また時間ができたらどこかの映画館に飛び込んでみようと思う。宿の人にでもお勧めを聞いて。
特にインド映画マニアではないので自分で映画を選べないため、全てを人の意見に委ねる。
新聞で上映中の映画館を調べてもらい、Kさんオススメの映画「Har dil jo Pyar karega」を見ることにした。
インドの映画は1本3時間くらいと長いので、だいたい午前中に1本、午後3本というのが普通のようだ。 混んでいる時間の方が盛り上がって楽しいようだが、そして、安い一階席がより盛り上がるようだが、女で観光客でインド映画館初体験の私は空いてる時間をねらう。
Kさんはインド映画が大好きで、特にシャールクカーンがひいきの俳優だそうである。
私が知っているヒンディ映画俳優はこのシャールクくらいで、さらに今回の行きの飛行機でリティックローシャンという名前を憶えた。
これは友人が出国時に持たせてくれたインド本のコピーに書いてあった名前で、隣の席だったインド人青年ケダールの妹は彼の大ファンなんだそうである。彼らによるとこの俳優はインド人らしからぬルックスをしており、今やインドの若手ナンバーワンなのだそうである。
Har dil jo Pyar karegaの主演男優はサルマンカーンという人で、うって変わってこちらは肉体派。 こゆい顔に、筋肉ムキムキのボディ。 女性達は彼の逞しい肉体を拝みに、男性はやはりその男っぽいところに憧れて足を運ぶんだそうだ。
ちなみに、共演女優は色素の薄い妖艶な雰囲気の目を持つ美人とこれといって特徴をうまく言えない普通の美人。
この二人も今ノリに乗っている女優さんだそうだが、所詮ワタシも女なのか、女の名前は憶えていない。
映画館に向かって歩いていると、1人の男の子から声をかけられた。
話をしているうちに客引きだとわかったのだが、「今から映画を見に行くから」の一言で目の色が変わった。
「何の映画?」
「サルマンカーンの出てるやつ」←タイトルを憶えていない。
「えっ?あの映画僕も大好きなんだ。もしかして、ニューデリー駅の向こうにある映画館に行くの?今日僕も15時からの上映にまた行くんだよー。すごいすごいいい映画だよー」
興奮してさんざん映画の話をしたあげく、「じゃ、映画楽しんで!」と去っていった。
君は客引きじゃなかったのか?
映画館は全席指定で、スクリーンの前の二等席が一番安い。
ワタシは一応、インド映画初心者と言うことで、家族連れやカップルが多いという二階席を選んでみた。チケットは60ルピーなり。
映画の内容はKさんの言っていた通りとてもわかりやすかったのだが、ワタシにはとても腑に落ちない点があった。
なぜ、ワタシの見た回の観客はおとなしかったんだ!損した気分。
「インドで映画を見るときは僕は笛を持っていくよ。盛り上がってくると、叫んだり、手を叩いたりじゃおさまらなくて ピーピー笛を吹きまくるの!」
インテリのおぼっちゃまケダールでさえこう言っていた。この映画館でこの映画を見たという日本人旅行者も言っていた。
「休憩になる直前にね。大物俳優か誰かが出てきたんだよね。そしたら会場が大喝采でさぁ。盛り上がったよー。」
その大物俳優とはシャールクカーンである。
休憩間際に後ろ向きの男がバーンと登場し、くるり、振り返ったらシャールクだった。
「おおっ」と思った私と同じく、周りの観客も「おおっ」と思った程度だったのか、すでに何回もこの映画を見た後だから感動がないのか、実はみんながみんなデート中で、彼氏、彼女の前で騒ぐなんて恥ずかしいのか、とにかくチョビットざわざわっとしただけなのである。
帰りの飛行機で出会った日本人のお兄さんもデリーでこの映画を、それもやっぱり同じ映画館で見ていて、
「すごかったよ。観客大興奮でさー」って言っていた。
インド映画は本当に現実離れしていて笑っちゃうくらいなのだが、何より映画館でインド人に混じって見るのが楽しいという。
何故かワタシだけが観客の反応を楽しめなかったのが悔しい!
ちなみに、この映画のストーリーは、スターを夢見てボンベイにやって来た男が命を救った女性の双子の妹(姉?)と恋に落ちる話。 勿論、命を救われた女性も男に恋して(命の恩人だから運命の人と勘違いしている)、三角関係になったりする。
男とその友人が、何故かしらないが線路脇で話をしているときに、突然脇に立っている看板を突き抜けて自動車が飛び出してくるなんていう、現実には絶対あり得ない自動車事故によって、女性と出会う。
そして、胡散臭い貧乏な優男の主人公に対して、その女性はいいところのお嬢さんだったりする。 こういうのも映画ならではだ。スターにならなくても逆玉である。
シャールクの役所が今一わからなかった。主人公の女性の婚約者かなにかなのだろうか? 休憩間際の病院のシーンでババン!と出てきたのは、まあ、ストーリー的にもアリだと思うが、何故エンディングに出てきたのかが謎。
ちなみにサルマンカーンは、これもまた必要もないのにやたらと上半身裸になるので、これは女性ファンへのサービスなのかなと思ったりした。
次にインドに行ったとき、また時間ができたらどこかの映画館に飛び込んでみようと思う。宿の人にでもお勧めを聞いて。
デリーの写真をちょこっとだけ
I 「めちゃくちゃおいしい。チキンエッグすぺしあるどーさ」←店員の台詞。
食事をしようとメインバザールを歩いていると、歩き方にも載っているドーサがうまいと評判らしいソヌレストランの店員が声をかけてきた。
「わお、エクスペンシブ!」メニューを開くと思わず口から出たのがこれ。
「ちょっとエクスペンシブ。でも、めちゃーくちゃー、おいしい」(日本語)
ドーサはマメの粉を発酵させて作った生地をクレープみたいに薄く焼いた南インドの料理である。 同じ生地を円盤系に蒸したモノはイドゥリというこれまた南の定番朝食。
これはどこがすぺしあるなのかと言うと、ドーサにチキンを挟んで卵綴じにするという、手の掛かったところがすぺしあるらしい。
うーむ・・・。普通のドーサの方がおいしいと思うよ。私は。
「わお、エクスペンシブ!」メニューを開くと思わず口から出たのがこれ。
「ちょっとエクスペンシブ。でも、めちゃーくちゃー、おいしい」(日本語)
ドーサはマメの粉を発酵させて作った生地をクレープみたいに薄く焼いた南インドの料理である。 同じ生地を円盤系に蒸したモノはイドゥリというこれまた南の定番朝食。
これはどこがすぺしあるなのかと言うと、ドーサにチキンを挟んで卵綴じにするという、手の掛かったところがすぺしあるらしい。
うーむ・・・。普通のドーサの方がおいしいと思うよ。私は。
II ラクシュミーナーランヤン寺院とその中にあったハヌマーン
よく考えると、まだここには来ていなかったので夕方、人に連れていってもらった。
ヒンドゥーの神々のヒーロー的存在。猿神ハヌマーンなのだが、なんなんだこれは(笑)
このへんなでかい顔の口の中に棍棒を持ったハヌマーンが潜入しているのだ。もしかして、戦っているのですか? それとも、このでかい顔もハヌマンなんだろうか?
ヒンドゥーの神々のヒーロー的存在。猿神ハヌマーンなのだが、なんなんだこれは(笑)
このへんなでかい顔の口の中に棍棒を持ったハヌマーンが潜入しているのだ。もしかして、戦っているのですか? それとも、このでかい顔もハヌマンなんだろうか?
III MOST FAMOUS INDIAN SWEET SHOP !←と、ホンダの親父が言ったのだ!
インドで一番人気のお菓子屋さんだという。ハルディーラム。
エアインディアの機内で配られたスナック菓子もハルディーラム社製だった。
夕方でめちゃこみのところ、迷惑承知で店員に買い方を聞く。この小さな店のなかにガードマン4人もいた。
サモサやぷりーなどのfast foodは先にレジでお金を払って商品はレシートと引き替える。 このとき、eat in かtake awayの指定をする。
Sweetsはカウンター越しに商品や量を指定して、箱に詰めて貰う。 重さを量ったところで、レシートを2枚打ち出し、1枚を客に、もう1枚は箱に張り付ける。 商品はカウンターの中をリレー式にレジまで運ばれ、レシートにうたれた代金をレジで払うと商品を受け取れる。
はかり売りってことでわかるように、どの商品も材料費にあまり差がないようだ。
夕方でめちゃこみのところ、迷惑承知で店員に買い方を聞く。この小さな店のなかにガードマン4人もいた。
サモサやぷりーなどのfast foodは先にレジでお金を払って商品はレシートと引き替える。 このとき、eat in かtake awayの指定をする。
Sweetsはカウンター越しに商品や量を指定して、箱に詰めて貰う。 重さを量ったところで、レシートを2枚打ち出し、1枚を客に、もう1枚は箱に張り付ける。 商品はカウンターの中をリレー式にレジまで運ばれ、レシートにうたれた代金をレジで払うと商品を受け取れる。
はかり売りってことでわかるように、どの商品も材料費にあまり差がないようだ。