イギリス式お金をかけず楽しく生きる [ 井形慶子 ]
個性的な暮らしをテーマにした情報誌を手がける著者が、日本とイギリスを行き来する中で知ったイギリスの暮らし方、考え方を綴った本。読んだ後家の中を片付けたくなった。
この本のレビュー
個性的な暮らしをテーマにした情報誌「ミスターパートナー」を手がける著者が、日本とイギリスを行き来する中で知ったイギリスの暮らし方、考え方を綴った本。
この方の本は前にも読んだことがあるが、さすがに出版社を経営しているだけあって
文章も読みやすく、あっという間に読破できる。
イギリスと言えば王室だったり、金融関係だったりと、わりと華やかなイメージをもっていたが、実際にはイギリス人は消費に消極的でわりと堅実な民族なのだということをこの方の本を読むとよくわかります。
最初の章に出てくる「お金があっても買いたい物がない」という若者のことなど、
割と自分も当てはまるところもあって、なるほどなぁと思いました。
なんていうか、これがしたい!という夢みたいなものがありません。
例えば自己啓発本に「好きなことを仕事にしなさい!」って書いてあったりしますよね。
好きなことってなんだろう?って思ってもわからないんですよ。
なんかこう後ろ向きな思考にどっぷりはまっていたなぁとしみじみしました。
それと読み終わったら無性に家を片付けたくなりましたね。
中古で服を買ったり、おやつを手作りしたりはしたくはありませんが、
片付けのところは「私もやろう」と思い立ちました。
なんか日本の景気を良くするためには個人消費のボトムアップが鍵で、
私もお金を使わねばならないような錯覚に陥っていましたが、
「けちでいいじゃん」っていう開き直りもできました。
さっと読めて楽しめました。さて、またこれから片付けしよう。
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