砂漠に創った世界一の学校 スワーダ・アル・ムダファーラ
元日本人、現在オマーンに帰化した女性がオマーンで学校を経営。
逆境にめげず、常に前向きに前進していく姿に感動します。
この本のレビュー
元日本人、現在はオマーン人(帰化)した女性の人生をまとめたエッセイ。日本では高卒という学歴ながら、語学、教育などを勉強し、オマーンで私立学校の校長に。
失敗をしたところであきらめることもなく、常に前向きに前進していく姿に感動を覚えるはず。
特にすごいなと思ったのはこの人は4度も結婚をしていることです。
女性が仕事をすることで夫とうまくいかなくなるということはどこの国でも同じのようです。
特にイスラムの世界では夫が妻を面倒見るという考え方が根強いため、
難しい局面がいろいろあるようです。
それでも男性にすかれるのは、彼女が自分のやりたいことに前向きにがんばっていて
輝いているからでしょう。
今は東大にいる女性学生まで専業主婦を希望する人が少なくないといいます。
そういう意図で構成したテレビのインタビューを見ているととっても残念に思います。
勉強だけがすべてではないけど、人にはできない才能があるのにもったいない考えだなぁって。
この本は不況とか震災とか、教育崩壊とか日本に溢れる暗いニュースで前向きになれない
日本人を励ましてくれます。
どんなことでも目的を持ってあきらめずにがんばれば道は開けますよ!という啓蒙書であり、
子供のしつけや教育のヒントにもなると思います。
学歴も才能も関係なく、なにごともやる気と情熱!という気持ちになります。
オマーンって中東にあることは知ってたけど、どこだったっけ?と思わず地図を開いてしまいました。
アラビア半島の一番南か~。一度旅にもいってみたいですね。
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