イタリアのすっごく楽しい旅 [半沢・メロジー タカコ]

イタリア在住の著者がガイドブックにはない自分なりのイタリア旅を提案していると思われるエッセイ。
が、正直、楽しさは全く伝わらず、それ以上に文体がだめで、最後まで読めなかった。

この本のレビュー

イタリア在住の著者が知人のオリジナルなイタリア旅行の手助けをしたことをベースにして、
イタリアの旅についてを語っているエッセイ。
「すっごく楽しい旅」というタイトルにあるように文体をカジュアルに口語調にしているのだが、
いかんせんその文章が読みにくすぎる。
おまけに「どう、すごいでしょ」という自分の提案しているプランを自慢げに語っているのが鼻につき、
イタリアに行ったことがなく、地名もよくわからない私にはまったく入ってこなかった。

それでも最後まで読もうかと思ったけど、時間の無駄なので辞めました。

イタリアに旅行したことがあり、パックツアーなどで訪れる有名観光地に飽きてきた人で、
自分なりに旅を作りたいと思い始めた人には参考になるのかも知れません。
私はこれを見て、「イタリア楽しそう！行ってみなきゃ」っていう気分にはならなかったなぁ。
訳がわからなかったというのが一番の印象です。